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赤と青

こんばんは。

親譲りの無鉄砲で
子どもの頃から損ばかりしている
弁護士中村真です。

もう暦は三月ですが
今年に入ってから初めての更新です。



あけまして
おめでとうございます。





ところで、かなり以前の話になりますが、
このブログでも少し触れた
当職が編集委員の末席に加えて頂いていた
「実際の処理実例を集めた管財本」企画、
覚えてる方はおられますでしょうか。




atamakakukai.png



実は、その本、
『破産管財PRACTICE』
ついに、満を持して、
民事法研究会から発売されました!\(^o^)/

1月21日に

それではご覧頂きましょう。



テッテレー!






b&p

※右が今回発刊された『破産管財PRACTICE』です。




この企画は、
もともと平成26年2月に同社から発刊された
『破産管財BASIC』(上写真左)の続きの企画です。

『~BASIC』はその名の通り、
若手~中堅の管財人に基礎的・体系的な
管財知識を習得してもらうことを
主眼としていました。

そして、今回の『~PRACTICE』
さらに一歩踏み込み、
40人を超える管財経験豊富な執筆陣から
実際の処理事例の提供を受け、
その中から、業種別、手続段階別に
よく見られる問題点を取り上げて、
具体的な処理結果と共に
紹介する形式となっています。

まさに実践的(practical)
内容になっております。
(上手くまとまったワイ)


さて、見て頂いて分かるように、
最初に出た『~BASIC』
赤い彗星カラー
今回出た『~PRACTICE』
青い巨星カラー
となっております。


これは全くたまたまですが、
出来すぎといえば出来すぎな感じ。


とりあえず、『~BASIC』
『~PRACTICE』のイメージを
あくまで個人的な見地から説明すると
以下の様な感じでしょうか。


char.png






raru_20170315170536867.png




私自身は
『~PRACTICE』からの参加組ですが、
今回の本の企画で
100を超える事例に接することができ、
色々な管財人経験者の問題意識や着眼点に
触れられたのは、
誠に有意義な経験でした。


「そうか、赤い方は基礎的な内容で、
青い方は中級者以上の人向けなのか」

これはチョット違います。


『~BASIC』はチェックリストやQ&A方式など
管財経験が少ない人向けに
使いやすい配慮はなされていますが、
その内容は初歩からかなり高度なところまで
カバー出来ているので、
対象が初心者に限られるわけではありません。

また、『~PRACTICE』
事業者破産での各業種特有の問題のほか、
自然人についても、契約関係の処理や換価、
放棄の際に持つべき視点・価値判断、
免責意見を述べる際の注意点など
それぞれの手続毎に問題となる
トピックが多く扱われています。
そのため、初心者の方にとっても
実際の事件処理に当たる上で
効率よく経験値を得られる配慮がなされています。


だから、両方買ったら
いいと思うの。




tikuru.png
















ところで、最近、
『~BASIC』『~PRACTICE』以外にも
赤い本と青い本を手に入れましたよ。


それがこれ。


futei.png



弁護士会館ブックセンター出版部LABO
から刊行された
『判例による不貞慰謝料請求の実務』(2015年6月刊)、
そして『判例による不貞慰謝料請求の実務 主張・立証編』(2017年3月刊)
です。





これも、先に2015年に出ていた
青い方(写真左)の続きの企画として
「主張・立証編」(写真右)が出された形です。


青い方
不貞慰謝料請求における理論的な問題点、
つまりなぜ不貞で賠償が
問題となるのかというところから始まり、
賠償請求事案での攻撃防御の様相(Kg⇒E⇒R…)、
裁判例にみられる賠償額や考慮要素の紹介など
非常に充実した内容で、重宝しました。

そして、今回出た「主張・立証編」では
文字通り、裁判実務において
どのように主張・立証を行うべきかという
これもより実践的(practilal)な
内容となっています。

2冊に共通するコンセプトとして
「不貞慰謝料請求訴訟に関する
裁判実務の参考に供するために、
過去の実際の裁判例を
可能な限り豊富に紹介する」

というものがあります(「主張・立証編」はしがき)。

「判例による」の名に恥じず
どちらも多くの判例・裁判例が紹介され、
事案の内容や射程に関して
鋭い分析が加えられています。









立証が主要なテーマの一つに
据えられているだけあって、
本文中で紹介されているメールやSNSの文面
(判旨に出てたんでしょうね。)は
かなりグッとくるものがあります。

扱う内容が内容なので、
中2男子を引きずったままの私なんかには
別の意味で役に立つ記載が多いのですが、
これもをぜひ揃えたい本ですね。

実際、かなり売れているみたい。




mail01.png

















matemate.png






最後に赤青本の真打ち登場です。



manual.png

岡口本といえば
要件事実マニュアルが有名ですが
個人的にはこちらの
『民事訴訟マニュアル』の方が
より弁護士業務に
密着した内容になっていると
感じています。


「書式のポイントと実務」
が謳われていますが、
条文に基づく手続、
場面ごとの知識や注意点だけでなく
実務で取られている運用、動向が
裁判例等を引用する形で
挿入的に紹介されているので
コンメンタールとは違って
手続を立体的に把握したり、
自分のとる手続の行く末を読んだり
するのにかなり役立っています。










そして、この書籍も
上巻が、下巻が

なにか陰謀的なもの
感じはしますまいか?



陰謀といえば、
最近私はまた少し太りました。

毎食、「これがこの世で最後の
食事かもしれない」と思って
前向きに食べていた成果です。

それではまた。





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No title

あけましておめでとうございます。
5年ほど前からブログを拝読していますが、初めてコメントさせていただきます。
ヘッポコ事務員の私は、赤と青といえば事故で使う赤い本と青い本しか思い浮かびませんでした〜。
ところで、まこつ先生のピンクの本(←なんかアレな感じですね)「若手法律家のための法律相談入門」、購入させていただきました。実践的で、事務員の顧客対応にも大きな味方です。ありがとうございます。
長崎の片隅から応援してます!

Re: No title

ありがとうございます(о´∀`о)
なかむらまこつです。
今回の『破産管財PRACTICE』は
かなり長い間、編集会議で推敲
していたので、発刊にこぎつけて
感無量です( ´∀`)

ピンクの本(笑)、
お買い上げありがとうございます(*´∀`*)
今も新しい企画に取り組みつつ、
なかなか思うように進まないのですが
頑張ります( ´∀`)

今後ともよろぴくお願いいたしますm(_ _)m

はじめまして。
昨年、調べ物の途中で先生のブログを見つけ、それからファンの者です。

今年に入ってから記事がなかったので、ブログお辞めになるのかなと寂しく思っていました。
なので、とっても嬉しいです。

本のご出版おめでとうございます。
これからも楽しみにしています。

Re:

嬉しいコメントありがとうございます( ´∀`)
雑事に追われて
本業であるブログの更新が
なかなかできないのは残念ですが、
これからもヨロピコお願いしますm(_ _)m
プロフィール

弁護士中村真

Author:弁護士中村真
神戸の弁護士・中村真(なかむら・まこと)のBLOGです。
かつては複雑な法律問題などをわかりやすい絵で親切に解説しているつもりでしたが、最近はそうでもないです。自宅マンションに鳩が来るのが悩みです。

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