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真の法律家

こんにちわ、
ジャンプ世代
弁護士中村真です。


早速ですが、ここでなぞなぞです。



【問題】
とある日弁連の委員会、
ある弁連所属の委員だけ
毎回欠かさず、また遅刻せずに
出席していました。
さて、どこの弁護士会連合会の
委員だったでしょう?











【こたえ】
近畿弁護士会連合会
(近弁(勤勉)だから)









ところで、民法(債権法)改正
刻一刻と近づいて参りましたね。

法律と言えば改正がつきものですが、
今回はそれに関して
少しばかり私見を述べたいと思うのです。







特に、実務に大きく影響しそうな
改正が見込まれる(あるいは決まった)ときに、
法曹界の一部では、
こういった反応が見られます。







souzoku01.png











そういう風につい
ネガティブな受け止め方をしてしまう、
後ろ向きなアナタに
私はこう言いたい。














souzoku02.png






要するに、私の言いたいことは
こういうことです。













souzoku03.png







「改正」というのは、
読んで字のごとく、本来、
「正しく改める」ことを言います。

世の中の法改正の内に
良いものと必ずしもそうでないものが
あることは否定しません。

また、法律の内容それ自体にも
種々の問題や限界があり、
それに異を唱え、良くしていくのも
我々法律家の重要な責務であると思います。


ただ、それとは別の次元で、
法律というのは、
社会・経済情勢や
人の価値観の変化によって
常に変革することが
予定されているものです。


我々法律家としても、
そのような社会の流れや
そのときどきでの
法律のあり様に
常に意識を向けて
いかなければなりません。


法律や法制度に
柔軟に対応できること、
これは真の法律家にとって
最低限必要な素養です。


それは、
法がその形を変えようとする局面、
つまり法改正のシーンでは、
その動きに素早く対応し、
自らの法知識を常に
アップデートし続けられる、
そのような主体的・積極的な
姿勢となって表れます。







なぜそうあるべきか?



これは
それこそが
本当の意味での法律家であり、
真のリーガル・マインドだからだ

としか言えません。






極めて抽象的な話に
なってしまいましたが、
わかりやすく例えると…、






souzoku04.png







ということです。



錆びて切れ味の落ちた包丁では、
到底、人を感動させる料理など
創ることはできません。



それと同じで、
我々法律家は、
常に自らの法知識を研ぎ澄ませ、
法律家としての
鋭敏な感性を保って
いなければならないのです。






souzoku045.png







そこでは、
「法改正で、また知識や法制度を
覚え直さないといけない」

「まためんどくさいことを
してくれたものだ」

といった個々の想いは
全く取るに足りない独善でしかありません。




わかっていただけましたか?

真の法律家の姿というものが。






souzoku05.png
















さて、債権法改正よりも
後から持ち上がったものの、
ものすごいスピードで
決まったものといえば?





そう、
相続法の改正
です。













その、いささか急な
しかも立法事実すら本当に
あるのかないのかよくわからない

相続法改正の話でしたが、
それを最初に聞いたとき、
私はこういう風に感じました。























souzoku07.png








言うまでもなく、
私は普通の法律家ですし、
真のリーガルマインドなんていう
よくわからないものは
はなから信じていませんから、
やっぱり、改正内容の良し悪しはともかく、
「マジかよ」って思いますわね、正直。



最初にとある委員会で、
日弁行ってる委員の先生の
報告を受けたとき、
「まためんどくさいことを
してくれるものだ」

とも思いましたね。

正直、一週間くらい思ってました。

「債権法、変わる話が
出とるとこやないか」ってね。

ええかげんにせえよとまで思いましたね。
















私と同じく、改正と聞くと
目に見えて取り乱してしまう、
そんな、ちょっと可愛い
普通の法律家


多分、
全国で28,500人くらいは
いると踏んでるんだけど、

そういう人たちって、
今、何かしなければいけないと
うっすら危機感を感じ始めているけど、
まだ、何から手をつけていいか
よくわかんない、って人が
多いんじゃないでしょうか。








souzoku08.png























IMG_3693.jpg






すまない、結局、
本の宣伝なんだ。







ざっと説明すると、
若手士業者(弁護士、司法書士、税理士等)や
修習生、学部生がターゲットの本です。

相続に関する基本的な構造や
勉強していく上で混乱しがちな概念、
制度相互の関係なんかについて、
裁判例(学説も少し)を引用しつつ
わかりやすく説明することを心がけました。

なぜかというと、自分自身、
学生時代~修習生~駆け出しに掛けて
そういう「相続分野特有の紛らわしさ」
「とっつきにくさ」に
手を焼いたからです。


また、皆さんご存じのように
民法上用意されている
制度、ツールであるにも関わらず、
実務ではほとんど利用されないというものが、
相続の分野ではかなりあります。

それらについても、
「なぜ利用されないのか?」という点を
掘り下げて書いているので、
修習生や学生には、相続を
立体的・実務的に理解する
助けになると思います。


もうひとつ、今回の企画では
相続の場面でしばしば見落とされがちな
課税の問題、たとえば
相続税・贈与税やその対策の制度、
譲渡所得と課税の繰り延べがされる場合、
されない場合、手続選択との関係なども
それなりに力を入れて
しっかりと書いています。


あとは、
改正相続法についても
一通り、制度の説明と
想定される使われ方、
使い勝手の良し悪しについて、
すこしの推測も交えて紹介しています。
手っ取り早く改正の概要を押さえたい
(けれども、今、学者さんの本や
改正要綱の資料を
一から追うだけの時間がない)
という人にもお勧めです。









といっても、抽象的でわかりにくいので、
一応、目次を(手打ちで)以下に
紹介しておきますね。


第1章 相続開始前の道
 ①まずは全体のイメージを
  ・そもそも相続ってなに?
  ・相続問題を捉える視点の大切さ
  ・遺言相続と法定相続
 ②被相続人が決める相続のカタチ[遺言相続]
  ・遺言、遺贈とは何か?
  ・遺言の類型と選択
  ・正しい遺言の作り方
  ・包括遺贈と特定遺贈
 ③生前贈与、死因贈与という選択肢
  ・生前贈与、死因贈与とは
  ・遺留分減殺の順序
 ④何もしないという選択肢
  ・遺言相続の難しさ
  ・法定相続の問題となる場面
  ・「何もしない」ことが選択肢として存在する
 ⑤相続にまつわる税務あれこれ
  ・相続開始前の段階
  ・相続開始後の段階

第2章 相続開始後の道[法定相続編]
 ①相続道の全体図
  ・どんなとき相続が始まるか
  ・誰が相続人か
  ・何が相続されるのか
  ・どのように相続されるのか
 ②正しい共同相続
  ・何を分割するのか
  ・分割の対象とならないもの
  ・分割の仕方
  ・相続分あげます
 ③どうやって資産を移すのか
 ④相続財産の清算
  ・債務があるが資産はほしい
  ・利用されない財産分離
  ・相続人がいない!

第3章 相続開始後の道[遺言相続編]
 ① 遺言執行者との良好な付き合い方
  ・遺言執行者が出てくる場合
  ・いったい誰が遺言執行者になるの?
  ・人はどうやって遺言執行者になるの?
  ・遺言執行者の権利と義務
  ・遺言執行者とどう付き合うべきか
 ②相続権を害する遺言がたどる道
  ・どうやって守られるか
  ・どうやって守るか
 ③「相続させる」旨の遺言の考え方
 ④どうやって資産を移すのか

付録 民法改正が"相続法〟にも
  ・遺留分制度の全面的な改定
  ・配偶者居住権(短期・長期)の新設
  ・自筆証書遺言が少しだけ簡単に!
   法務局保管制度始まる。
  ・長期婚姻夫婦での不動産贈与に
   持戻し免除の意思表示を推定
  ・相続で取得した財産でも法定相続分を超える部分は
   対抗要件具備が必要
  ・遺産分割前の遺産処分について
  ・相続人以外の親族に認められる金銭請求権、
   「特別寄与料」
  ・遺言執行者の権限の明確化
  ・遺産分割前でも預貯金が使える!?
   仮払制度の新設



流れの関係上、相続の清算を
法定相続の中で説明するなど、
少し工夫(苦労)した部分はあります。


ちなみに、
グズグズしている内に、
発刊予定から1年以上遅れて、
改正相続法に対応
せざるを得なくなった

っていういわく付きの一冊です。









souzoku09.png











コラボレイション・ブレイクダウン

こんにちは、
最近、憑かれたように
ミカンばっかり食ってる
弁護士中村★まこつです。

気付けば、師走が目前ですね。
このブログの存在を忘れていました。



いきなりですが、こんど、
要件事実マニュアルで有名な
岡口基一裁判官と私の
対談企画の書籍が
出ることになりました。




okamako01.png









書籍名は
『裁判官!当職そこが
知りたかったのです。
-民事訴訟がはかどる本-』

拙著『若手法律家のための
法律相談入門』
と同じ
学陽書房からで、
押しの強いタイトルもそのまま。



民事訴訟を題材に
私と岡口さんとで対談を行い、
立証や審理のあり方、
普段見えてこない
お互いの仕事の裏側、
公的な懇談会や協議会では
話題にしづらいトピックなどに
白飛び寸前まで光を当てようという
猟奇性の強い企画の本です。



イメージ的には
こんなかんじかな。



makotoguti.png


あと、少し見にくいですが、
これが目次です。



目次ファイル001




弁護士である当職と
裁判官である岡口さんとで
結構好き勝手に話した内容を
文字起こししたものが
ベースになりますが、
そこにふざけたイラストを
大量にぶち込んだため、
遠目には奇書であることは
間違いありません。


あんまり著者自身が
「奇書」って言わない方が
いいのかな?



とまれ、
これが表紙になる予定です。



title.png




弁護士バッジを描くのが大変でした。


この本が書店の棚の
内田民法ⅢとⅣの間に
陳列されると思うと、

普段は嫌な起案も苦になりません。


ただし、カテゴリ的には
法律書ではなく
サブカル本になります。






このご時世ですからね、
ネットでも注文できますよ。


amazon


楽天ブックス



ヨドバシ.com
『裁判官!当職そこが知りたかったのです』





さて、
流通活性化の見地から
いくつか連絡事項があります。




まず一点目。


初版には、
私描き下ろしのしおりが入ります。
今後の増刷分に入るかは未定なので、
好事家の方はお急ぎください。

このしおりには裏と表に絵があり、
今回の企画で
一番最初に描いたものです。
「本の中に載せるには憚られる内容で
何か描いてください」という指示があり、
いったい何考えてるんだ
この会社と思いながら、
一生懸命描きました。


私が死んだ後に少しだけ
価値が上がるかもしれません。




あと、しおりの中には
大当たりとして、
私と岡口裁判官の直筆サイン入りの
ものがあります。
私ので30部なので、
岡口さんのサイン入りも
30部くらいあるんじゃないかな。



直筆サインってば
こんな感じね。



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当然、私の方は
関西人の嗜みとして、
この大当たりの中にもハズレ
忍ばせています。



こんなのとか、
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こんなのとかね。
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二点目。



ネットでも予約できるって
書きましたけどね、
①大阪高裁内のブックセンター
②東京高裁内の至誠堂書店
③東京の弁護士会館ブックセンター
のいずれかで
この本を予約すると、
ポストカードがもらえる模様です。

どんなデザインかというと、
こんなのらしいです。



unnamed.png



























































makon.png




このポストカードの使いどころを
私に聞かれても困りますが、
例えば、修習や駆け出しの頃に
お世話になった師匠や兄弁、姉弁、
もしくは弟・妹(ないしそれ以外の)弁護士に
近況報告名目で送り付ける
とかするといいんじゃないかな。




以上です。

書店さんへの流通は12月中旬以降の予定。
12/8以降、約1週間程度で
各地の書店さんへ本がゆきわたります。
※地域や店舗によってバラツキあり。






さて、中身の対談ですが、
当初予想してたよりも
スムーズかつステイブルに
進めることができました。




hld.png




私、最初、対談本なんて
文字中心で、
好き勝手に喋ったら
誰かが書き起こしてくれて、
適宜文章も補ってくれて、
それだけで本になると
安易に思ってたのよね。

自分で書くよりはラクだと。

でも、対談のために
出版社に行ったら
担当者さん一人しかいなくて
ああコレは自分でやるパターンだ、
やっちまったなと。




思いのほかたくさん
絵を描く必要があって
全然楽じゃなかったです。

そもそも、この企画の成り立ちも
いろいろあって、
実は私なりにまじめな動機めいたものはあったのですが、
その辺ははしがきと
あとがきの漫画に
少し描いてるので

よろしくご参照ください。





いらないことついでに書くと、
実は今回の本は
もともと9月に発売される
予定だったんだけど、
ちょっとばかし
遅れることになったのよね。





sep01.png





よくわからない理由で遅れるのって、
本も準備書面も同じですよね。














action01.png







ちなみに、
イラストの方もかなり納入が
遅れていたので、
必ずしも大人の事情ばっかりが
遅れた原因ではないかもしれません。



また、このテの企画の常ですが、
対談、意見交換の現場で出てくる話題は
生々しくエッジの効いたものが多いのですが、
それを読み物とするには
それなりの取捨選択と精錬が必要になります。

センセーショナルなだけでは
商品にはならないものね。






operation.png




そういうわけで、
たくさんの人の英知と尽力により、
最終的には本の内容は
程よく生臭さの取り除かれた
読み応えのあるものに
なったと思います。

特に、裁判所と民事の代理人の間に
生じがちな軋轢の正体を取り除き、
相互理解を深める手がかりの
一端のひとかけらには
迫れたような気がします。





もちろん、本書の内容も
どこまで行っても
一裁判官、一弁護士の
経験に基づく見解、意見でしかありません。




まあ、
「そんな形もあるんだ」的な目線で
ゆる~く買って、
ゆる~く読んでくれたら
いいんじゃないかな。


あと、今回の企画で描いた絵は、
各章末の4コマや
あとがきを含めて
それなりの数になったんですが、
今回はただの1カ所も
訂正等の指摘が入らなかったのですね(^o^)



というわけで、
興味を持ってくださった方は
是非お買い上げをお願いいたしますm(_ _)m



lasttemisu01.png









【最後に】

今回の企画は、
弁護士側は私でなくても成り立ったと思いますが、
相手方の裁判官は、
岡口さんでなければなりませんでした。

それは、民事訴訟手続一般にとどまるのではなく、
裁判の現状に通じ、ある程度客観的な見地から
その長所と課題に言及できること、
業界全体の行く末について
点ではなく線で話ができること、
そしてそれらの意見が(賛否はともかく)
広く受け止められやすい立場の方であること
といった種々の要請があったためです。

お忙しい中、今回の企画に賛同頂き、
積極的かつ好意的に協力してくださった、
岡口基一裁判官には深く、深く感謝致します。


また、対談を進めやすいように
細やかな心遣いをして頂いた
担当編集者Iさんを初めとする学陽書房の皆様、
急ピッチで印刷と流通の準備を
進めて頂いている関係者の方、
本当にありがとうございます。

ではまた(^o^)








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赤と青

こんばんは。

親譲りの無鉄砲で
子どもの頃から損ばかりしている
弁護士中村真です。

もう暦は三月ですが
今年に入ってから初めての更新です。



あけまして
おめでとうございます。





ところで、かなり以前の話になりますが、
このブログでも少し触れた
当職が編集委員の末席に加えて頂いていた
「実際の処理実例を集めた管財本」企画、
覚えてる方はおられますでしょうか。




atamakakukai.png



実は、その本、
『破産管財PRACTICE』
ついに、満を持して、
民事法研究会から発売されました!\(^o^)/

1月21日に

それではご覧頂きましょう。



テッテレー!






b&p

※右が今回発刊された『破産管財PRACTICE』です。




この企画は、
もともと平成26年2月に同社から発刊された
『破産管財BASIC』(上写真左)の続きの企画です。

『~BASIC』はその名の通り、
若手~中堅の管財人に基礎的・体系的な
管財知識を習得してもらうことを
主眼としていました。

そして、今回の『~PRACTICE』
さらに一歩踏み込み、
40人を超える管財経験豊富な執筆陣から
実際の処理事例の提供を受け、
その中から、業種別、手続段階別に
よく見られる問題点を取り上げて、
具体的な処理結果と共に
紹介する形式となっています。

まさに実践的(practical)
内容になっております。
(上手くまとまったワイ)


さて、見て頂いて分かるように、
最初に出た『~BASIC』
赤い彗星カラー
今回出た『~PRACTICE』
青い巨星カラー
となっております。


これは全くたまたまですが、
出来すぎといえば出来すぎな感じ。


とりあえず、『~BASIC』
『~PRACTICE』のイメージを
あくまで個人的な見地から説明すると
以下の様な感じでしょうか。


char.png






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私自身は
『~PRACTICE』からの参加組ですが、
今回の本の企画で
100を超える事例に接することができ、
色々な管財人経験者の問題意識や着眼点に
触れられたのは、
誠に有意義な経験でした。


「そうか、赤い方は基礎的な内容で、
青い方は中級者以上の人向けなのか」

これはチョット違います。


『~BASIC』はチェックリストやQ&A方式など
管財経験が少ない人向けに
使いやすい配慮はなされていますが、
その内容は初歩からかなり高度なところまで
カバー出来ているので、
対象が初心者に限られるわけではありません。

また、『~PRACTICE』
事業者破産での各業種特有の問題のほか、
自然人についても、契約関係の処理や換価、
放棄の際に持つべき視点・価値判断、
免責意見を述べる際の注意点など
それぞれの手続毎に問題となる
トピックが多く扱われています。
そのため、初心者の方にとっても
実際の事件処理に当たる上で
効率よく経験値を得られる配慮がなされています。


だから、両方買ったら
いいと思うの。




tikuru.png
















ところで、最近、
『~BASIC』『~PRACTICE』以外にも
赤い本と青い本を手に入れましたよ。


それがこれ。


futei.png



弁護士会館ブックセンター出版部LABO
から刊行された
『判例による不貞慰謝料請求の実務』(2015年6月刊)、
そして『判例による不貞慰謝料請求の実務 主張・立証編』(2017年3月刊)
です。





これも、先に2015年に出ていた
青い方(写真左)の続きの企画として
「主張・立証編」(写真右)が出された形です。


青い方
不貞慰謝料請求における理論的な問題点、
つまりなぜ不貞で賠償が
問題となるのかというところから始まり、
賠償請求事案での攻撃防御の様相(Kg⇒E⇒R…)、
裁判例にみられる賠償額や考慮要素の紹介など
非常に充実した内容で、重宝しました。

そして、今回出た「主張・立証編」では
文字通り、裁判実務において
どのように主張・立証を行うべきかという
これもより実践的(practilal)な
内容となっています。

2冊に共通するコンセプトとして
「不貞慰謝料請求訴訟に関する
裁判実務の参考に供するために、
過去の実際の裁判例を
可能な限り豊富に紹介する」

というものがあります(「主張・立証編」はしがき)。

「判例による」の名に恥じず
どちらも多くの判例・裁判例が紹介され、
事案の内容や射程に関して
鋭い分析が加えられています。









立証が主要なテーマの一つに
据えられているだけあって、
本文中で紹介されているメールやSNSの文面
(判旨に出てたんでしょうね。)は
かなりグッとくるものがあります。

扱う内容が内容なので、
中2男子を引きずったままの私なんかには
別の意味で役に立つ記載が多いのですが、
これもをぜひ揃えたい本ですね。

実際、かなり売れているみたい。




mail01.png

















matemate.png






最後に赤青本の真打ち登場です。



manual.png

岡口本といえば
要件事実マニュアルが有名ですが
個人的にはこちらの
『民事訴訟マニュアル』の方が
より弁護士業務に
密着した内容になっていると
感じています。


「書式のポイントと実務」
が謳われていますが、
条文に基づく手続、
場面ごとの知識や注意点だけでなく
実務で取られている運用、動向が
裁判例等を引用する形で
挿入的に紹介されているので
コンメンタールとは違って
手続を立体的に把握したり、
自分のとる手続の行く末を読んだり
するのにかなり役立っています。










そして、この書籍も
上巻が、下巻が

なにか陰謀的なもの
感じはしますまいか?



陰謀といえば、
最近私はまた少し太りました。

毎食、「これがこの世で最後の
食事かもしれない」と思って
前向きに食べていた成果です。

それではまた。





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バックグラウンド

先だって告知させて頂いた
拙著『若手法律家のための法律相談入門』ですが、
5月19日に無事発売となりました。

初刷分がはけるかどうかが
本当に心配だったのですが、
今のところ思ったよりも好調な様子で
ほっと一安心です。


哀しいかな、
私自身、まだ店頭で売られているところを
一度も目にしていないのですが、
出版社の担当さんから聞いた話では
お陰様で品切れになっているお店もあるようです。
(その際は、予約注文で対応出来ると思います<(_ _)>)

また、3刷の重版出来日は
6月1日(水)
とのことです。

amazonでも
在庫の補充で
品切れは解消されたみたい。




イラストや漫画ではなくて
内容に関して好意的な意見をちらほら
頂けているのがよかったです(小並感)。
また感想などございましたら、
amazonのレビューに書いて頂けると
嬉しいです。


とかいいつつ、
原稿を上げてしまうと
あとは出版社さんと流通の方に
任せっきりで、
私の方で出来ることは
もうなさそうです。



なので、今回は
本の中に登場する
人物について、設定と合わせて
少しばかり紹介しておきますね。




shigeko.png





takayuki.png





saiido.png





takehikonohaha.png





seigi.png





sebiriya.png


以上!













それではみなさん御機嫌よう。








syoten_20160526022320921.png


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「事務員マコ野の台頭」

以前にも少し書いたことのある話題を。



stamp0200.png



法律事務を処理する上で、
弁護士と事務員さんの協働は極めて重要です。
そして、この弁護士と事務員さんの歯車が
かっちりと合ったとき
我々は本当の意味で次のステージへ
向かえるのだと思います(なんとなく書いてます)。


では、弁護士を更なる高みへ押し上げてくれる
よい事務員さんってどんな事務員さんなのでしょうか?
(ここらですこしおさらいを)



jimu02_20150427235751c36.png




jimu01.png




jimu04.png






























newstamp.png



ここでいうスタンプっていうのは
LINEのクリエイターズ・スタンプってことね。



スタンプの名前は
「事務員マコ野の台頭」
となりました。
http://line.me/S/sticker/1102411

実は、今年の2月1日以後に申請したものから
スタンプの売上げに対して
クリエイターが受け取れる金額の割合が
引き下げられる
ということで、
駆け込みで1月31日に申請していたのが、
昨晩(4/26)遅くに承認されたのでした。


前回は「買ってはみたけど使いどころが無い」と方々で言われ、
「そんなことはねぇだろう」と
自分でもプライベートでコレを使ってみたところ



17omoshiroino.png



思った以上にキツい返しがきたことがあります。




そんなこともあって、
今回の「事務員マコ野の台頭」では
オーソドックス過ぎるパターンのものばかりを
取りそろえております。



stamp0201.png



stamp0202.png



前回の「欲望の裁判所」
慣れていなかったというのもあり、
作るのに時間が掛かった上、
2回もリジェクト食らったので、
申請してから販売開始まで5ヶ月程度掛かってしまいました。

ところが、今回は、
作成する時間も大幅に短縮できたし
申請(1/31)から3ヶ月程度で
承認(4/26)まで漕ぎ着けることができました。
前回と違ってpngの透過ミスや文言の問題もなかったので、
リジェクトが無かったのも影響してるのかな。


ただ、外国為替相場の変動のため、
Appleがアプリ内で購入できる承認の価格レートを変更したとかで
それに伴って、クリエイターズスタンプの販売価格も
100円から120円に上がってしまいました。
(iOS、アンドロイド共に50LINEコイン)

一気に20%の値上げって恐ろしいですね…。




とまあ、いろいろなお話はありますが…



lineannounce02.png



LINEスタンプの
「事務員マコ野の台頭」をよろしく(^o^)



そういえば前回は結局、
ベランダに新しい鳩よけネットを
設置できる程度には売れたのですが、
強力な磁石をぶら下げたら
それで鳩が来なくなってしまい、
ネットはいらなくなってしまいました。

ともあれ、色々な人から
「スタンプ買ったよ」と言ってもらえたので、
ちやほやされたがりの私は大満足でございました。


とはいえ、今回で
とりあえずLINEスタンプ制作はおしまい。
誰でも初期投資無しに販売できるだけの
フォーマットとマーケットが揃っているっていうのは
すばらしいことだと思うけど、
作るのにそれなりの時間掛かっちゃうからね。



jimu03.png






ということで
連休前だし、よく考えずに
買っちゃってもそれはそれで
立派なことなんじゃないのかな。



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プロフィール

弁護士中村真

Author:弁護士中村真
神戸の弁護士・中村真(なかむら・まこと)のBLOGです。
かつては複雑な法律問題などをわかりやすい絵で親切に解説しているつもりでしたが、最近はそうでもないです。当職が出資したクラウドファンディングはたいてい頓挫します。

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