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GPSのわななき


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四年目。

全ての独立は
協働の発展的解消である。
ただしそこに至る経緯は
実に様々である。
                 -まこつ-



本日で、私が独立してから
4年目に突入しました。
早いものですね。

出るまでは不安だったけど
何とかなるもんですね。

これからも弁護士として
人任せにせず頑張りますので、
宜しくお願い致します。





makotsuden01.png










そんなわけで、
みんなでクボリ伝買おうぜ!








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PSRP






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(※もう1回、小六法(Shouroppou)で繰り返して、
ペンショーロッポー(Pen-Shouroppou)を作り、
最後に両者を合わせる。)











psrp06.png









ブログのいいところって、
めんどくさくなったり
どうでもよくなったら
途中でやめられることなのよね。
これが訴訟だとそうはいきませんものね。





あと、どうでもいいけど、
小六法って
名前の割に意外と大きいよね。

法律家以外の人に見せたら
ほぼ例外なく
「これで『小』なの?!」
って言われます。

鈍器として使えば、
子鹿程度なら軽く昏倒させられる位の
重みがあるからね。
つまるところ、
これこそが
明治以降の歴史の中で培われてきた
法の重み
なんだよね。






あんまり更新してないと、
ブログに広告が表示されちゃうので、
何でもいいからと思って
更新してみたよ。




kmt.png


こちらの方は、
元ネタ調べなくていいですよ。


それではまた、近いうちに(^^)/



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『若手法律家のための法律相談入門』

ものすごく唐突ですが…。


法律相談って
上の弁護士の相談を横で見て覚え、
自分も見様見真似でやってみて
だんだんと「こういうものか」と覚えていく
というイメージをもたれているように思います。

私も登録後最初の半年は
ボスの法律相談について行っていたわけですが、
この方法だと、相談者の対応や捌き方なんかは
自分が直接見聞きした内容をもとに積み重ねて行くことになるので
上達するにはそれなりの時間がかかってしまいます。

また、いつまでも上にくっついて
相談を傍で見させてもらうというわけにもいきません。
それに、
必ずしも良い指導者に恵まれるとも限らないのです。



私も最初の頃は、
「いい事件がきたら嬉しいな」というよりも
むしろ
「分からないことを訊かれたらどうしよう…」
「受けたくない事件はなんと言って断ろう…」
といった不安ばかりを感じていたように思います。


そういう若手特有の心の重しを取り払えるような本が
一冊くらいあってもいいんじゃないかと思っていました。



そんななか、去年の夏頃、
学陽書房という出版社から私に、
「若手法律家向けの
法律相談の本を出さないか」
というお話がありました。
(いきなり事務所に手紙が届いた記憶があります。)


経緯で言うと、こんな感じでした。


※横書きの本に合わせて左綴じ形式なので
 左から右へ(⇒)読んでください。

prologue01.png




最初は
正直、あんまりピンと来なかったのですが、
イラストを載せた本を考えているということで
面白い、それなら好き勝手できると思い、
受けることにしたわけです。

で、この一年間、いろいろあったのですが、
今回ようやく本が出版できるところまできました。



タイトルは
『若手法律家のための法律相談入門』
です。



内容を大まかに説明すると、
弁護士法や司法書士法、
弁護士職務基本規程、司法書士倫理の定めを紹介しつつ、
法律相談の準備、相談の際の注意点、進め方、
受任の是非判断の考慮要素や
受任することになった際の注意点を解説しています。


あと、「何を訊かれるか分からない」
「相談の落とし穴が怖すぎる」という人向けに、
事件類型ごとに法律相談で問題になりやすいトピックや
弁護過誤に直結しがちな
注意すべき期間制限
(時効、除斥期間、出訴期間等)の一覧

掲載しているほか、
相談類型別の「断り方」に特に注力して記載していますので、
前向き、後ろ向きどちらのスタンスでも
それなりに使って頂ける本になっています。


基本的に、登録5年後くらいまでの
弁護士や司法書士の先生方を想定した本ですが、
司法修習生やロー生、法学部生にも
実務を知る一冊として
役立ててもらえる内容になっていると思います。
(出版社の人はそう言ってた)


あと、
今更そんなのどうでもいいという
若手じゃない人
法律相談に全く関係ない人、
文字ばっかりの本を最初から通読していると
すぐに飽きてしまうという私のような人向けに
全ての項目にイラストを載せています(あと、巻末には漫画)。


※その分、準備書面で引用したり、
  期日で提示したりという使い方には向きません。


発売は5月半ば頃の予定ですが、
既にAmazonでの予約も始まっているので、
興味を持たれましたら宜しくお願い致します(^^)/







ちなみに、
とにかくネタに走ろうとする私と
実用書の領域に引き戻そうとする出版社との
せめぎ合いで生まれた本です。

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あれから20年

先日、「 1.17~3.11 来るべき災害に備える連携力」
出席して参りました。

これは阪神淡路大震災からちょうど20年となることから、
東日本大震災で復興と被災者支援に尽力された
各士業の専門家を招いて開かれた
震災記念事業のシンポジウムです。
私は兵庫県弁護士会で行われた
午前の分科会に参加いたしました。


01kougi.png


この分科会では東日本大震災の被災者の方や
建築士、司法書士、税理士、弁護士など各種士業の方々が出席し、
復興と被災者支援という場面での
専門家の役割や活動実例が
リレートークのかたちで報告されました。

個人的には、出席された弁護士の先生の
「弁護士の役割で重要なのは
被災者に寄り添うということに尽きる。
これは口で言うほど簡単ではないが。」
という言葉がとても印象的でした。


もう20年。


つい、自分が阪神淡路大震災に
遭ったときのこと
を思い出しました。

当時、私は高校3年生で、
平成7年1月17日はセンター試験の2日後でした。
夜中、自宅2階の南西の部屋で寝ていたところ、
突然激しい揺れで目を覚ましたのです。

家が車道沿いだったもので、
最初は、自宅の一階にダンプカーでも
突っ込んできたんじゃないかと思いました。

ところがなかなか揺れが収まらず、
前の本棚から自分に向かって
たくさんの本が落ちてきました。


02jishinhasse01i.png


崩れ落ちてきた本の山から這い出したところ、
隣の部屋から助けを呼ぶ姉の声が。
その辺りでようやく
どうやら地震らしいと気付きました。

姉の様子を見に行こうと部屋を出たところ、
壁際の本棚から崩れてきた大量の本で
廊下が埋め尽くされていました。

かたす時間もないので
仕方なく本の上を這いつくばりながら
姉の部屋になんとかたどり着き、
ドアを開けるとそこにはなんと
大量の本の下敷きになった
姉の姿があったのです。

どうにかこうにか姉を助け出し、
一階に降りてきたときにはもう6時半には
なっていたでしょうか。
そのときには家族みなが起き出してきたので、
家の中を確認したところ、
家中の本という本が落ちてきたことと
戸棚が倒れて玄関のガラスが割れたこと以外には
大きな損傷や被害はなさそうでした。
兄は大学生で既に家を出ていたため難を逃れましたが、
家にいた家族も幸い全員無事でした。

そして家族全員で
今後どうしたらいいかを話し合いました。

とりあえず、本は少し減らそうという話になりました。


そのとき、
浪人生だった姉が奇妙なことを言いだしました。


03ane.png


思えば、小さいときから
ときどきおかしなことを言う姉でした。

でも電車が動いてるかわかんないからということで、
テレビをつけてみたところ…


04kousokudouro.png


その後、何度も何度も
テレビで繰り返されることになるあの光景が
リアルタイムで映し出されていました。

それまでは、正直、
自宅のある区が被害の中心だと思い込んでいたので、
神戸市域全体にわたって甚大な被害が生じていると知り
恐ろしさで身の震えが止まりませんでした。
言葉を失うというのはああいう状態を言うのでしょうか。


県職員だった父親は
職場に駆けつけないといけないということで
私の自転車に乗って出かけていき、
そのまま帰らぬ人となりました(その日から1週間ほど)。

戻ってきたときには、
公園で拾ったという3匹の捨て猫をつれていました。

うち1匹はすぐに死んじゃったのですが、
残り2匹は驚くほど長生きし、
最後の1匹は去年まで生きていました。

それから、このとき父が乗っていった私の自転車は
大学1年の5月の連休に自宅ガレージから盗まれました。
盗った人、早く返しなさい。



話を震災に戻すと、
かろうじて電気は来ていたのですが、
ガスはすぐ止まり、ガス管が割れたためか、
住宅地にガスの臭いが満ちていました。

もちろん、商店も営業出来るような状態ではなく、
その日の晩ご飯に、
家にあったペンネをカセットコンロで茹で、
それに缶詰のミートソースを掛けて食べたのを
覚えています。


05makaroni.png


今はもう、どんな味だったかは思い出せませんが、
とにかく、すさまじく美味しくなかったこと
だけは鮮明に覚えています。
傷んでいたとかじゃないんだけど、
とにかく味気なく、
先行き不安な気持ちが味に投影されたような感じがして
暗い気持ちになってしまいました。

この「不味いペンネとミートソース」は
震災で辛かった記憶の象徴になっています。


地震発生後、しばらくは水道が通じていたので、
風呂やバケツに水を溜めて使っていたのですが、
その後、すぐに断水してしまいました。



生活には水が必要でした。



近所はガソリンスタンドも営業していない状態でしたが、
車はまだ動けたので、
大きなポリバケツを持って公園まで行き、
そこで水を汲んでは帰る、という作業を延々繰り返しました。
比較的低いところではまだ水が出ていたという記憶です。


06mizukumi.png


同じように、たくさんの人が
寒風吹きすさぶ中、鍋やバケツをもって並んでおり、
その行列は夜中まで続いていました。

つらかったのは風呂に入れないこと。
水は汲んでくることができても、
ガスが来ていないので沸かせないのです。

そんな中、比較的被害の少なかった
須磨区の祖母の家で
お風呂に入れてもらうことができました。
須磨区でも断水は続いていたのですが、
受験を控える孫のために
何度も何度も公園と家を往復して
お風呂に水を溜めてくれたというのです。
ありがたいことですね。



私、恥ずかしながら
学校にはバスで通っていたのですが、
震災後、バス停で待っていても
全然バスが来ないということが
何度もありました。

あるときなど、1時間半待っても来ないので、
仕方なく学校に行くのを諦めました。

今書いてて、
当時スマホがあったら良かったのにと思いましたが、
携帯電話自体がまだない時代だったのです。
(ポケベルもまだ持っているのは一部の同級生だけでした。)

そんな時代だったのです。


busstop.png


2月だったか3月だったか忘れましたが、
とにかく高校の卒業式がありました。
おそらく何かの手違いで、
第二ボタンは上着に残ったままでしたが
とにかく震災とともに私の高校生活は
終わりを告げたのです。


07shinsaiseikatsu.png


その後一年間、
三宮の大学受験予備校に通っていたのですが、
ものすごい勢いでどんどん復興していく街の様子をみて
変な焦り
何かが始まるんじゃないかという妙な期待感を感じる毎日でした。

あと、当時は
「建物解体の際に出るアスベストを吸い込むので、
10~20年後には神戸市民の肺がんが激増する」

などというようなことがまことしやかに言われており、
まだまだものを知らなかった私は
マスクを常備しておりました(つけてなかったですが)。
幸い、私も家族もまだ肺がんにはなっていないようです。


浪人した1年に意味があったのかなかったのか、
とにかく1年遅れで私は大学に潜り込むことができました。



よく「震災を忘れない」ということが言われますが、
あれは当時神戸以外の場所にいた人に
向けられたメッセージなんだと気付かされることはよくあります。


08kitaku.png


実際に、震災を体験した人は、
普段思い出すことはそんなに無くても
あの未曾有の大災害の記憶は
忘れようと思っても忘れられないからです。

破産の申立書を見ていると、
事業破綻に至った経緯の説明の中で
「平成7年の阪神淡路大震災」というフレーズが
今でもよく出てきます。
震災が地場産業に大きな打撃を与え、
それが20年たった今でも
尾を引いているということなのでしょう。

またこの震災で、当時兵庫県の弁護士が抱えていた
顧問先の多くが大阪の事務所に鞍替えしてしまった
ということも当時を知る先輩弁護士から
よく聞かされた話です。

阪神淡路大震災は、
人々が自分の価値観と向き合い、
試された大きな出来事だったように思うのですね。











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ひさしぶりなので、
ブログの更新の仕方を
すっかり忘れてしまいました。


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プロフィール

弁護士中村真

Author:弁護士中村真
神戸の弁護士・中村真(なかむら・まこと)のBLOGです。
かつては複雑な法律問題などをわかりやすい絵で親切に解説しているつもりでしたが、最近はそうでもないです。当職が出資したクラウドファンディングはたいてい頓挫します。

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