37歳のハローワーク
私は自分の弁護士という仕事に
誇りもやりがいも感じていますが、
ふとした時に、
「他の仕事についていたら
どうなっていただろうか」
ということを考えてしまうのです。
弁護士になろうと考えたのも
とりたてて明確な目的が
あったわけじゃないし、
また何かにつけ
才能溢れる私のことなので、
他の仕事についてたとしても
それなりに上手くいってたんじゃ
ないかと思うんですよね。
今回はそんな自分語りのお話。
基本、自分のこと大好きだからね。
1 お医者さん
弁護士してると、
良きにつけ悪しきにつけ
お医者さんと比べたり比べられたり
っていう場面が必ずあるよね。
昔は「医師、弁護士」って
一括りにされてたのに、
今は随分と差をつけられちゃいましたね。

ドラマや映画の影響で、
なれるとしたら外科医に
なりたいって思っていたのですが、
私は指がとりわけ短くて、
暴れる動脈をうまくつかめずに
何人か死なせてしまったかもしれないから、
やっぱりならなくてよかったんだと思うよ。
なれないけどね、数学できんから。
とにかく人の命に直接関わる
大変責任の大きいお仕事だと思いますね。
2 クリエイティブなお仕事
何かを作り出すというクリエイティブな仕事にも
それなりにあこがれたりするわけです。
ビッグなロックスターというのも
当然、選択肢に入りますよね。
唯一無二の音楽を武器に
聴衆から報酬を徴収する
というスタイルにあこがれるのです。

もっとも、これにはカリスマ性や
フロントマンとしての生まれもった
才能みたいなモノが必要なので難しい。
フロントマンがダメならってことで、
スタジオミュージシャンに
なりたいって考えたこともあるよ。

でもスタジオで働くには、
必要最低限の音楽理論の素養と
演奏スキルだけじゃなくて、
アーティストの要求に
その場で応えられる柔軟性とか
引き出しの多さとか、
音楽的なセンスや感性が
重要なんだよね。
ギターの本数だけが取り柄の
私には少々荷が重過ぎるお仕事です。
昔から落書き程度の絵を描くのは
嫌いではなかったので、
音楽がダメならってことで、
漫画家になりたいと
思ったこともありました。

ところが描けば描くほど
本職さんの凄さや
レベルの違いを見せつけられるので、
あんまり真面目に考えるとこまでは
行きませんでした。
漫画家って魅せる画力と
人を引きつけるストーリーの構成力の
両方が高いレベルで求められる難しい仕事ですね。
3 飲食業
全く畑違いではありますが、
飲食業で自分の店を持つというのは、
自己実現という点でも
それなりに刺激される部分があります。
自分の店とくれば、ラーメン店店主ですよね。

でも、悲しいことに
私は味に対するこだわりがゼロに近いという、
飲食業を立ち上げる上で致命的な爆弾を抱えているので、
そもそもラーメンを作ったりっていうのは
合わなさそうです。
しかも、
真性のラーメンマニアみたいな人たちのやりとりって
私からすると少しオカルトじみた部分があって、
どうにも合わない部分がありますしね…。
メシ屋がダメならってことで
次にバーテンダーが浮上してくるよね、やっぱり。
それなりにモテそうだしね。

でも、私は味覚以上に酒がダメで、
焼酎と日本酒の違いもよく分からないくらいなので、
そもそも論外ですかね。
よく考えたら、バーテンは
なりたいと思ったこと自体もなかったのでしたが、
家に酒もないのに東急ハンズでシェーカーとか
一揃いを買ってしまったのは、
「形から入る(だけで終わる)」という
私の抱えた悲しすぎる性(サガ)のせいです。
「よくわからんけど、
金をかけて道具を揃えさえすれば
それで何かが始まるかもしれない」と
考えてしまうのは、既に何かの病気なのかもしれません。
4 教育者
人を教える仕事なら、
弁護士の仕事とも若干重なる部分があるし、
教師なんか
いいかもしれないと考えたことがあります。

もっとも、そもそも教職取ってないって点で
難しいどころの騒ぎじゃないよね。
中高生とか生意気で腹立つかもしれないしね。
ただ、未就学児童とかなら
意外と精神年齢も近いからうまくいくかもしれません。
子供、嫌いじゃないですし。
となると、当然、保育士ですよね。

といっても、やっぱり話の通じない子はいそうだし、
よく考えたら「子供が好き」ってほどでもないので、
やはり自分には難しそう。
5 趣味・好きなこと
それなら端的に
趣味や好きなことを仕事にできないかって
考えることもあります。
そういえば、私、
一時期ボウリングにハマっていたことがありましたので
当然、プロボウラーという選択肢も見えてくるわけですよね。

本を買って、
ブルックリン・コースの狙い方とか
レーンのオイルの変化の読み方とか
一所懸命に勉強しようとしたこともありました。
ただ、ハマっていたからといって
うまくなれるとは限らず、
この「プロボウラーなりたい熱」は
急激に冷めていったのでございました。
結局スコアの方も
「これがゴルフならへぇすごいと驚かれるレベル」の数字
に終わることが多かったので、
いかにへたっぴだったかが見て取れるというものです。
(しかも2ゲーム目はスコアが半減するという呪い付き)
このプロボウラー熱は
マイブーム自体が非常に短期間
(半月くらい?)であったのが幸いし、
ボウリングのシューズやマイボウルを買わずに終わった
という点では、自分をほめてあげたいと思ってます、今でも。
ボウルは鈍器にするなどそれなりに使えますが、
ボウリングシューズは左右でソールが違ってて
他の用途には使えないシロモノですからね。
あとは、妄想で今でもよく考えるのは
戦闘機のパイロットでしょうか。
これは完全に小学校の頃に観た「トップガン」の影響ですね。
(そこだけ繰り返し巻き戻して観ていたためか、
エロいシーンばかりが記憶に残っています。)

海外の雑誌なんかを見てると
時々、どこの空軍の払い下げやらわからんような
3~4世代ほども前の軍用機販売の話がありますが、
この点も先走って買ってしまわなかった点は
自分をほめてあげたい。
基本的に自分をほめるのに
余り抵抗を感じないタイプです。
どの仕事でも、自分がそれなりに
うまくやっている感じがイメージできないので、
結局、弁護士で良かったっていう結論に
落ち着くよね。

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誇りもやりがいも感じていますが、
ふとした時に、
「他の仕事についていたら
どうなっていただろうか」
ということを考えてしまうのです。
弁護士になろうと考えたのも
とりたてて明確な目的が
あったわけじゃないし、
また何かにつけ
才能溢れる私のことなので、
他の仕事についてたとしても
それなりに上手くいってたんじゃ
ないかと思うんですよね。
今回はそんな自分語りのお話。
基本、自分のこと大好きだからね。
1 お医者さん
弁護士してると、
良きにつけ悪しきにつけ
お医者さんと比べたり比べられたり
っていう場面が必ずあるよね。
昔は「医師、弁護士」って
一括りにされてたのに、
今は随分と差をつけられちゃいましたね。

ドラマや映画の影響で、
なれるとしたら外科医に
なりたいって思っていたのですが、
私は指がとりわけ短くて、
暴れる動脈をうまくつかめずに
何人か死なせてしまったかもしれないから、
やっぱりならなくてよかったんだと思うよ。
なれないけどね、数学できんから。
とにかく人の命に直接関わる
大変責任の大きいお仕事だと思いますね。
2 クリエイティブなお仕事
何かを作り出すというクリエイティブな仕事にも
それなりにあこがれたりするわけです。
ビッグなロックスターというのも
当然、選択肢に入りますよね。
唯一無二の音楽を武器に
聴衆から報酬を徴収する
というスタイルにあこがれるのです。

もっとも、これにはカリスマ性や
フロントマンとしての生まれもった
才能みたいなモノが必要なので難しい。
フロントマンがダメならってことで、
スタジオミュージシャンに
なりたいって考えたこともあるよ。

でもスタジオで働くには、
必要最低限の音楽理論の素養と
演奏スキルだけじゃなくて、
アーティストの要求に
その場で応えられる柔軟性とか
引き出しの多さとか、
音楽的なセンスや感性が
重要なんだよね。
ギターの本数だけが取り柄の
私には少々荷が重過ぎるお仕事です。
昔から落書き程度の絵を描くのは
嫌いではなかったので、
音楽がダメならってことで、
漫画家になりたいと
思ったこともありました。

ところが描けば描くほど
本職さんの凄さや
レベルの違いを見せつけられるので、
あんまり真面目に考えるとこまでは
行きませんでした。
漫画家って魅せる画力と
人を引きつけるストーリーの構成力の
両方が高いレベルで求められる難しい仕事ですね。
3 飲食業
全く畑違いではありますが、
飲食業で自分の店を持つというのは、
自己実現という点でも
それなりに刺激される部分があります。
自分の店とくれば、ラーメン店店主ですよね。

でも、悲しいことに
私は味に対するこだわりがゼロに近いという、
飲食業を立ち上げる上で致命的な爆弾を抱えているので、
そもそもラーメンを作ったりっていうのは
合わなさそうです。
しかも、
真性のラーメンマニアみたいな人たちのやりとりって
私からすると少しオカルトじみた部分があって、
どうにも合わない部分がありますしね…。
メシ屋がダメならってことで
次にバーテンダーが浮上してくるよね、やっぱり。
それなりにモテそうだしね。

でも、私は味覚以上に酒がダメで、
焼酎と日本酒の違いもよく分からないくらいなので、
そもそも論外ですかね。
よく考えたら、バーテンは
なりたいと思ったこと自体もなかったのでしたが、
家に酒もないのに東急ハンズでシェーカーとか
一揃いを買ってしまったのは、
「形から入る(だけで終わる)」という
私の抱えた悲しすぎる性(サガ)のせいです。
「よくわからんけど、
金をかけて道具を揃えさえすれば
それで何かが始まるかもしれない」と
考えてしまうのは、既に何かの病気なのかもしれません。
4 教育者
人を教える仕事なら、
弁護士の仕事とも若干重なる部分があるし、
教師なんか
いいかもしれないと考えたことがあります。

もっとも、そもそも教職取ってないって点で
難しいどころの騒ぎじゃないよね。
中高生とか生意気で腹立つかもしれないしね。
ただ、未就学児童とかなら
意外と精神年齢も近いからうまくいくかもしれません。
子供、嫌いじゃないですし。
となると、当然、保育士ですよね。

といっても、やっぱり話の通じない子はいそうだし、
よく考えたら「子供が好き」ってほどでもないので、
やはり自分には難しそう。
5 趣味・好きなこと
それなら端的に
趣味や好きなことを仕事にできないかって
考えることもあります。
そういえば、私、
一時期ボウリングにハマっていたことがありましたので
当然、プロボウラーという選択肢も見えてくるわけですよね。

本を買って、
ブルックリン・コースの狙い方とか
レーンのオイルの変化の読み方とか
一所懸命に勉強しようとしたこともありました。
ただ、ハマっていたからといって
うまくなれるとは限らず、
この「プロボウラーなりたい熱」は
急激に冷めていったのでございました。
結局スコアの方も
「これがゴルフならへぇすごいと驚かれるレベル」の数字
に終わることが多かったので、
いかにへたっぴだったかが見て取れるというものです。
(しかも2ゲーム目はスコアが半減するという呪い付き)
このプロボウラー熱は
マイブーム自体が非常に短期間
(半月くらい?)であったのが幸いし、
ボウリングのシューズやマイボウルを買わずに終わった
という点では、自分をほめてあげたいと思ってます、今でも。
ボウルは鈍器にするなどそれなりに使えますが、
ボウリングシューズは左右でソールが違ってて
他の用途には使えないシロモノですからね。
あとは、妄想で今でもよく考えるのは
戦闘機のパイロットでしょうか。
これは完全に小学校の頃に観た「トップガン」の影響ですね。
(そこだけ繰り返し巻き戻して観ていたためか、
エロいシーンばかりが記憶に残っています。)

海外の雑誌なんかを見てると
時々、どこの空軍の払い下げやらわからんような
3~4世代ほども前の軍用機販売の話がありますが、
この点も先走って買ってしまわなかった点は
自分をほめてあげたい。
基本的に自分をほめるのに
余り抵抗を感じないタイプです。
どの仕事でも、自分がそれなりに
うまくやっている感じがイメージできないので、
結局、弁護士で良かったっていう結論に
落ち着くよね。

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