スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夏場の期日指定

裁判では毎回、期日の終わりに、
毎回当事者双方と裁判所が協議して次回期日を指定します。
J「7月28日の木曜日午前はいかがですか?」
B「差し支えです。できれば午後遅い時間帯のほうが…。」
J「では4時。」
B「お請けします。」
というやつ。

ちなみに私は、実務修習始まって
結構経つまで「お請けします。」を
「OKします。」だと思ってて、
あんなにフランクな感じで許されるんだと驚いたものでした。

冗談はさておき、裁判所は毎年7月21日~8月31日にかけて
「夏期休廷期間」というものを設定しています。
合計で約40日間、6週間弱の期間になりますが、
この間、部や係ごとにそれぞれずらして3週間くらいずつ休みをとります。
(だいたい前半(7/21~8/10)と後半(8/11~8/31)とに分かれてるみたい。)

もっとも、裁判所や部自体を休みにするわけにはいかないので、
職員さんは交替で出てきています。
なので休廷期間中でも電話をすれば誰かが出るし、
書面の提出も問題なくできる。

ただ、この休廷期間の間はまったく期日を入れることができません

そのため、あんまり事件を寝かせておきたくない裁判官としては、
ちょっとムリめな感じでも休廷期間前に次回期日を入れようとしたりします。
これがタイトな日程で書面を書きたくない弁護士にとってはなかなかしんどい面がある。

特に7月に証拠調べをやって、次回期日には終結予定なんて場合には、
期日間に尋問調書の謄写と検討最終準備書面の起案・提出をせねばならんので、
次回期日までにちょっと長めに時間を空けて欲しいときが多い。

ところが、裁判官としては尋問の結果心証が固まっちゃってることも多く、
そんなときはリゾート気分丸出し顔で
「いいから早く結審しようぜ。夏だし。」みたいなノリで
かなり近めに期日を指定しようとします。

こういう部分のせめぎ合いが夏前~夏中頃にはよくあるのです。

kyuutei.jpg

それでなくても、7月末~盆前後は
弁護士自身も自分の夏休み前のいろいろな追い込みの時期(金銭面含む。)
ただでさえ仕事が詰まってくる時期に当たるという事情もあるわけです。
そんなこんなで、この時期の弁護士は
南国の海に想いを馳せながら
日々残業に精を出すというのが夏の風物詩的な情景です。
(もしかしたら俺だけかもしれません。)

ちなみに、当然のことながら、
休廷期間明けには、期間前に入れられなかった事件の期日が集中するので、
8月下旬~9月も裁判所は結構忙しかったりします。


にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

テーマ : 弁護士の仕事
ジャンル : 就職・お仕事

コメントの投稿

非公開コメント

No title

先日、民事の新件の期日を決める連絡を受けた際、書記官から「一番早くて8/5、次は9/2」と言われました。間あきすぎやろ~!

Re: No title

> 先日、民事の新件の期日を決める連絡を受けた際、書記官から「一番早くて8/5、次は9/2」と言われました。間あきすぎやろ~!
やっぱそうなりますよね。そういう場合、俺は迷わず9/2を選びますw
プロフィール

弁護士中村真

Author:弁護士中村真
神戸の弁護士・中村真(なかむら・まこと)のBLOGです。
かつては複雑な法律問題などをわかりやすい絵で親切に解説しているつもりでしたが、最近はそうでもないです。当職が出資したクラウドファンディングはたいてい頓挫します。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。