司法修習生ちゃんとシイタケどん

今日から新64期司法修習生の2班の弁護修習が始まるというので、
弁護士会での顔合わせを兼ねた昼食会に参加してきました。

最近は合格者が激しく増加しているため、
兵庫県弁護士会で受け入れる修習生も1つの班あたり18人と、
自分のころ(約8年前)の1.5倍にまで増えています。

我々の期(56期)も修習期間が2年から1年半に短縮され、
そこそこタイトなカリキュラムになってましたが、
今の修習生は全体が1年で、かつ前記修習もないということで
さらに大変な修習生活を送っているようです。

しかも、空前の就職氷河期+二回試験不合格者増大のため
いきおい就職活動と二回試験の準備に気をとられてしまい
僅か2ヶ月ほどの弁護修習期間にできることは
さらに少なくなってしまうという困った状況になっています。

昔は修習生にもある程度気持ちに余裕があったからか
昼食会の自己紹介のときもウケを狙った挨拶が多かったのですが、
最近の修習生はみんな同じような発言ばかりで
やや面白味に欠ける印象です。
実際に一人一人と話してみたら楽しかったりするんですが。

我々の時代から、修習生に対しては
「なんでも積極的に、貪欲に吸収してもらいたい。
物怖じせず仕事の色んな面を見てもらいたい。」
ということが
言われてて、今日自分も同じようなことを
挨拶でお話しさせてもらったのですが、
実際にはなかなかそう言葉どおりには
行かないんじゃないかなと危惧しております。
「積極的にって言っても、2ヶ月ぽっちじゃなぁ…。
期日1回行ったら次の期日にはもうおらんじゃないか。」
と思うわけですよ。

ま、とりあえず健康に気をつけて、
思い切って、見る事件も限定してしまった方が
逆に充実した修習生活を送ることができるんじゃないかなと思います。

とまぁ、前振りはこのくらいにして、ここからが本題。

弁護士会の昼食会では毎回
豪華過ぎずかといって質素過ぎもしない、
といいつつも自分ではおそらくわざわざ買わないという
絶妙なグレードのお弁当が用意されるのですが(費用は後日会員口座から引落)、
今回のお弁当(3段)の1段目のちらし寿司に苦手なシイタケが山盛り入っていました。

比較的大きく切ったシイタケがまとまって入ってたので、
それを取り除いて、さあ食べようと思ったところ、
薄焼き卵の千切りの下から、さらに細かく刻まれ
ご飯に巧妙に仕組まれたシイタケがその姿を現しました。

映画なら「2」ができるほどショッキングな展開です。

シイタケが大嫌いな自分はほかの先生方の挨拶を聞きながら
せっせとシイタケを取り除いていたのですが、
ふと見ると目の前の修習生も同じようにシイタケの排除に動いていました。
「シイタケ→干しシイタケ→なんでもよく吸収する」という
安易な発想から修習生向けのメッセージ性を重視して選ばれたのだろうとお察ししますが、
やや配慮を欠いた盛りつけではなかったかと、そう思わないこともありません。

shiitage.jpg


こんなところにも司法制度改革の影響が及んでいるのかと
しばし暗澹たる気持ちになった昼食会でした。

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Author:弁護士中村真
神戸の弁護士・中村真(なかむら・まこと)のBLOGです。
かつては複雑な法律問題などをわかりやすい絵で親切に解説しているつもりでしたが、最近はそうでもないです。自宅マンションに鳩が来るのが悩みです。

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