試される大地

事務所の夏期休暇を利用して
一族郎党で北海道に行ってきました。
(「郎党」はいなかったかもしれません。)


北海道は人生で2度目です。
前来たのが夏だったので、
今度は冬が良かったんだけど、
夏休みなんだから仕方ないよね。

とにもかくにも、私は8月13日、
「ロマン溢るる北の大地」に降り立ったのです。

northland.png

知らない方のために少し説明すると、
北海道はとても広いのです。

どのくらい広いかというと、
面積が83,457.48平方キロメートル(北方領土含まず。)もあり、
これは、甲子園球場(13,000㎡=0.013平方キロメートル)でいうと
641万9806個分の広さになります。

甲子園球場に観戦に行ったときですら、
スタンドと売店の距離が遠くていい加減辟易するんだから、
641万回分の焼き鳥の量を考えると、
いかに北海道がスゴいかが分かるってもんだよね。
(「東京ドーム」換算は巨人ファンの人が自分の責任でやってね。)


そんなわけで、
移動はレンタカーになります。

lentacar.png

今回の旅行は、
女満別空港から網走、知床、羅臼、旭川、富良野、小樽と行って
最後は札幌に着くという行程でした。
北海道の地理がちゃんと分かってなかったのですが、
よくよく考えてみるとすごい距離を移動することになるんですよね。

ohokiyu.png

まず、網走市内に向かったのですが、
「オホーツク」というロマン丸出しの名詞が
町中で普通に使われているのに変に感動してしまい、
最初の昼は平凡なカレーを注文するという失態を犯してしまいました。

でも、念願のニポポ人形が手に入ったのでよしとする。
(この時点で、私の旅の目的は8割方達成したといえます。)

その次に向かったのは知床。
「ヒグマにエサをやってはいけませんよ」ということが
町の至る所で書かれていました。
ヒグマに「ニンゲン=エサが手に入る」という意識を植え付けちゃうと
町を荒らしたり人を襲ったりという悲劇に繋がるからです。

私が住む神戸では今のところヒグマには遭遇してないんだけど、
その代わりイノシシをよく見かけるので、
この「エサをあげるな」は応用できそうです。
みんなも気を付けようね!


で、宿に着いて夜、露天風呂に浸かり
夜空を見上げておりますと、
中天に北斗七星がキレイに浮かんでおりました。

shiretoko01.png

湯の中で知床の湾と夜空を見てると
いろんなことが思い浮かぶよね。
まさに知床旅情。

あと、晩ご飯は毛ガニとか魚とか
海の幸が中心だったけど、
「知床牛」っていう和牛もありました。
ウシはヒグマに襲われたりしないのかな?

shichisei.png


翌日は羅臼まで移動して
観光船でホエールウォッチングでした。

鯨が見られたか見られなかったかでいうと
見られなかった方になるんだけど、
それでもイルカに出会ったり、
研修中の水産大学の学生さんの解説が聞けたりと
とても楽しい2時間30分でした。

ちょうど北方領土でロシアが軍事演習しているときでしたが、
格別問題はありませんでした。

船は羅臼港と国後島のあいだでぐるぐる回ってたんだけど、
ロシアに実効支配されている
北方四島(国後島、歯舞群島、色丹島、択捉島)と
北海道本島の間はあくまでも「日露中間点(線)」であって
「日露国境」とは言わないとかなんとか、
そんな話もアナウンスされていました。
そらそうよね。

boat.png

あと、「北方領土の問題」はいいけど、
「北方の領土問題」とは言っちゃなんねえ、とかね。


羅臼が終わると、再び知床を通って今度は旭川に。
この移動が距離的にも行程的にもかなり大変でした。
ナビでの到着予測が10時間後。
本気でナビが壊れてると思ったもんね。ウソだけど。
まさに「試される大地」よね。試されまくり。
運転は代わってもらえました。

daichi.png


旭川では勿論、旭山動物園へ。

旭川なのになんで旭山なんだとか、
みんなが思いながらも
心にしまっているモヤモヤを抱えつつ
行って参りました。

とりあえず、西門に顔出しがあったので
撮影はするよね。みんな。

kaodashi.png

いろいろ見たよ。

まず、くま。

shirokuma.png

大きかったです。
運良く「もぐもぐタイム」に見られたのでラッキーでした。

次、カピバラ。

kapibara.png

大きかったです。
思ってたのの10倍くらい大きくて、
あとでネットで調べてみて
自分が「ヌートリア」と
思い違いしてたのに気付きました。
カピバラにとってはとんだ濡れ衣だったわけだ。


そして、ペンギン。

penguin.png

大きくはなかったです。
ただ、アクリル張りのトンネルの中から見上げた
「空飛ぶペンギン」の神秘的な姿に目を奪われ、
ひとり、同行者とはぐれてしまいました。
(今回の旅行中、私は3回はぐれました。)

「鳥なのに飛ばないペンギンが
水中から見上げることで
あたかも空を飛んでいるように見える」というところがポイントです。

こういう解説はいらないですか?


そして、動物園を出てからは旭川をあとにし
一路、富良野へ。

時期が合わなかったのかラベンダーは咲いてなかったけど、
ドラマや映画でよく出てくる雄大な景色に心が洗われました(実話)。


そして、翌日は、しばし単独行動にて
「富良野簡易裁判所・旭川家庭裁判所富良野出張所」へ。
旅先で裁判所が近くにあると必ず見に行ってしまいますね。

f-kansai.png

ゼロワンという言葉をあまり聞かないようになり、
全国津々浦々、どこの町に行っても
法律事務所を見かけるので、
そのたびに仕事を思い出してブルーになるわけですが、
よその裁判所は見てみようかという気持ちになるから不思議です。
これってなぜでしょうね。

kaisetsu.png

富良野簡易裁判所が閉まってたのは
単に土曜日(8月16日)だったからだと思うんだけど、
その建物の外観から、
なんていうんですかね、こう…、
「家事にせよ民事にせよ
調停を成立させるぞ!」っていう気概
っていうのかな、
そういうものを感じたような気がしましたね。
考えすぎかな。


あとね、町を車で走ってて気付いたんですが、
大抵、どこの家にも
庭に謎の「大きなタンク」があるんです。

tank.png

これは、旭山動物園にもあったし、
簡易裁判所の建物の裏手にもあったんだよね。
これが何かってことが当然気になるわけだけれど、
北海道ってことで冬場、牛乳とかを貯めておく
タンクなんじゃないかと思ったんだよね。
(ぜひそうあってほしいという願望が7割ってとこですか。)

なんで、北海道の人は
自宅の庭に牛乳のタンクを持ってるのかな?
(調べたところ、乳牛は冬眠しないようです。)

touyu.png

どうしても気になったので、
あとでネットで調べてみたら…

touyu02.png

ガッカリ、灯油タンクでした。
人生って思うとおりに行かないもんですね。

タンクの上にある折れ曲がってるパイプみたいなのは
通気管らしく、下に曲げてるのは凍結による「詰まり」を防ぐためなのかな。

四角いのがポピュラーだけど、
円筒形とか球形とかいろいろな形があるみたいです。
皆さんも北海道に行ったら
いろいろな「屋外の灯油タンク」を探してみてもいいかもね。
(私は、旅の終わり頃、タンクの写真ばっかり撮ってました。)


あとは、小樽に行ったんだけど、
小樽はその名のとおり、
小さい樽がびっしり並んでるくらいで
あんまり記憶には残らなかったよ。
時間も無かったしね。

roman.png

また行きたいなぁ、北海道。
10月の人権大会に合わせて、
会派の旅行で函館に行くんだけどね。ウシシ。


今回、長すぎたね。
それでは。

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ようこそ試される大地へ(笑)

始めまして!道民のモノです。
道民からしたらなんでもない光景もこう見えるんだなあ〜と興味深く拝見させて頂きました。
牛乳タンクはいいですね、私も欲しいです(笑)。
それにしても絵がツボにはまります…!

ニポポ、一つ一つ表情が違うと聞きましたが、購入なさったニポポはどんなセリフを言っているような表情に見えますかね〜?

たまに北海道を2〜3日で周りたい!という方をみかけますが、ちゃんと回るなら2〜3日では旅のほとんどが移動で終わっちゃいますよね。

Re: ようこそ試される大地へ(笑)

コメントありがとうございます( ´∀`)
北海道、本当に素敵でした。
景色もそうですが、なにより食べ物がなにたべても美味しくて本当に楽園でした。
ニポポ人形は可愛らしい顔でした。
「オホーツクに消ゆ」の不吉なイメージがあったんですが、願い事が叶うお守りだったんですね(`・ω・´)

今後ともよろしくお願いします*\(^o^)/*

参考になりました

秋に北海道旅行なんてどうかなと思っていたので、参考になりました。
私、ちなみに関東在住ということもあり、この夏は兵庫県の赤穂に行かせていただきました。暑かったです。
6月か7月ころからよくこのブログを読ませていただいています。
依頼者の方に見つかったりしたらどうしているのかな、なんて、ちょっと思いました。
これからもスリリングな投稿をお待ちしております。

岩手より勝手に愛を込めて

いつも読んでますが、面白いんですが、
灯油ホームタンクを牛乳タンクと………………!!
オモシロスギテコメント欄を汚したくなりました
あ、マコツさんは実物カッコいいのに、
実物よりコチラのマコツさん大好きですw
では、これからも楽しませて下さいませー

あります!

灯油タンク(大)は、今でこそ減りましたが、豪雪地帯のふるさと新潟にはバッチリあり、冬は灯油缶や灯油ポリタンクを手に、灯油タンク(大)に灯油を汲まないとストーブがつけられないので、大人は大変だなあと思っていました
長く東京暮らしをして、そんなことはすっかり忘れていましたが、この春福井にお嫁にきて、福井にも灯油タンクがあることを知りました
プロフィール

弁護士中村真

Author:弁護士中村真
神戸の弁護士・中村真(なかむら・まこと)のBLOGです。
かつては複雑な法律問題などをわかりやすい絵で親切に解説しているつもりでしたが、最近はそうでもないです。自宅マンションに鳩が来るのが悩みです。

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